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「はやぶさ2」の成功で注目を浴びる日本の宇宙開発。ベンチャーも続々と登場するが、産業競争力の観点からは課題も目立つ。官に依存する体質では、世界で勝ち残れない。

 4月5日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が、世界で初めて、小惑星に人工クレーターを作る実験に成功した。

 「宇宙探査の新しい手段を確立した」。同ミッションを率いる津田雄一・プロジェクトマネージャは会見で誇らしげに語った。強力な爆薬を使うため、精緻に制御できなければ、探査機自体が壊れる可能性もある難度の高いミッションを成功させたからだ。

 はやぶさ2は優れた技術力を世界に示したが、日本の宇宙産業全体を見ると課題も目立つ。“官”に依存する形から抜け出せていないことだ。