覇権主義を隠さなかった中国が対米強硬姿勢を緩め始めた。鄧小平氏が打ち出した「爪を隠して力を蓄える」政策に回帰したように見えるが、背後には中国がどうしても守りたいものがある。

 「中国企業の出展が少ないな」。米ラスベガスで1月11日まで開かれた世界最大の家電・技術見本市「CES」に出展した日本のスタートアップ経営者はこう感じたという。実際、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは今年、CESに出展した中国企業は1211社と前年から2割減ったと報じている。

 昨年は通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の端末事業責任者が基調講演に登壇するなど、中国企業が目立つ場面が数多くあったCES。ところが、今年は講演に立つ中国人も少なかったという。

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