サウナ特集ですみません

 ゴールデンウイーク(GW)なので許してください。今号は「サウナのすゝめ」特集です。ウクライナ危機のさなか、こんなゆるい特集を組んでいいのかどうか迷いましたが、サウナ好きが集まった取材班の熱量に負けました。聞けば、企画案もサウナでととのった後に飲みながら議論したのだとか。

 かくいう私もサウナーの一人です。多い時には週に5~6回通い、サウナ後のビールのために生きているといっても過言ではありません。仕事柄、日中はパソコンとスマホから片時も解放されず、コロナ禍のリモートワークで会議ばかりでなく飲み会すら画面の中。デジタル情報を完全に遮断する「デジタル・デトックス(解毒)」ができるのは、もはやサウナの狭い空間だけかもしれません。

 サウナで「ととのう」という言葉に漢字はなく、平仮名なのだそうです。恐らく「きちんとした状態になる」意味の「整う」と、「必要なものがそろう」を意味する「調う」を足したような状態だからでしょうか。体はリラックスしているのに、頭はさえている。煩わしい悩みは吹き飛んで、アイデアがあふれてくる。ちなみに、この原稿も近所のサウナでととのった後に書いています。

(磯貝 高行)

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