日産自動車はこれからどうなってしまうのでしょうか。

 カルロス・ゴーン元会長の不正疑惑で揺れる日産。コーポレートガバナンス(企業統治)を強化するために新設したガバナンス改善特別委員会が「会長が務めていた取締役会議長を社外取締役に任せるべき」と近く提言するようです。日産はこれを受け入れる見通し。すでに会長職は空席にすることで調整しており、取締役会議長が日産企業統治のトップとなります。

 日産がその取締役会議長に招こうと検討しているのは経団連の前会長である東レの榊原定征・特別顧問だとされます。榊原さんはNTTなどの社外取締役や経済財政諮問会議の議員も務め、実績も能力もある立派な方です。しかし、日産が本気でガバナンスを改革したいと思っているなら、別の方を探した方がよいのではないかと思います。

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