鎖国のイメージのせいか、日本は国際化が遅れていた印象を持つ人が多いようです。実際はそうでもありません。

 シャム(タイ)国王の側近になった山田長政は有名ですが、17世紀初めごろは何千、何万という日本人が海を渡っていました。多くは関ケ原や大坂の陣を豊臣方で戦い失職した武士たち。英蘭など列強が彼らを傭兵として雇い、アジアの植民地化に励みます。「日本人なくして戦いはできない」と言わしめ、アジア諸国も彼らを雇い列強に対抗しました。諸国の命運を握る存在だったのです。日本が植民地とならなかった理由も垣間見えます。

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