
三が日が過ぎて、世間が動き出した1月5日の朝、北朝鮮がまたしても不可解なブツを打ち上げた。新聞各紙の表記では「弾道ミサイルの可能性があるもの」てなことになっている。
なんでもその「飛翔体」は、日本のEEZ(排他的経済水域)の外側に着水したらしく、幸いにも、船舶や人命への被害は報告されていない。
一部では、というよりも、お屠蘇気分がいまだ抜けきっていないわれらニッポンの善男善女の大多数は、「趣向の変わったお年賀だろ?」 という感じに受け止めている。いや、相手はミサイルだ。冗談のネタにしてよいものではない。
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