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(イラスト=小田嶋 隆)

 いまタイプしているこのテキストが活字になっている時点で、東京都知事選ならびに都議選の補選(北区)の結果はすでに出ているはずだ。なので遠慮なく書くことにする。

 選挙のたびに多数の泡沫候補が出馬することを良く言わない人たちがいる。たしかに、彼らの演説やポスターや選挙活動は、目障りではある。しかし、選挙という制度の本旨からすれば、多様な立候補者が出馬すること自体は良いことだ。彼ら「無頼派立候補者」については、畠山理仁氏が書いた『黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い』(集英社文庫)という本が大変に面白い。ぜひ一読をおすすめしたい。