
これを書いているのは5月28日。東京都知事選挙は、告示(6月18日)まであとわずかだ。なのに、毎度のことながら、この選挙は、最後の最後まで候補者が手を挙げない。
一説によれば、都知事選に関しては伝統的に「後から声を上げた候補者の方が有利だ」という迷信じみた考えが定着しているらしい。このお話の真偽はともかく、現実に、野党の統一候補はいまだに決まっていない。現職の小池百合子都知事も、5月28日時点で出馬表明をしていない。自民党が独自候補を出すのかも、まだわからない。
出馬がはっきりしているのは、当選の可能性が低い候補者ばかりだ。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り1054文字 / 全文1334文字
-
有料会員(月額プラン)は初月無料!
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員になると…
特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題
ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題
日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題
この記事はシリーズ「小田嶋隆の「pie in the sky」~ 絵に描いた餅べーション」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?