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(イラスト=小田嶋 隆)

 5月21日発売の「週刊文春」が報じた新聞記者との賭け麻雀疑惑の報道を受けて、同日、東京高等検察庁の黒川弘務検事長が、辞意を表明した。

 びっくりだ。どこからツッコんでいいのやら見当がつかない。それほど謎だらけのニュースだ。

 そもそも、文春が、5月1日の麻雀を21日に報じているのが解せない。もっと早い段階(13日発売の号)で第一報を出すことも可能だったのではないだろうか。それを、政府が検察庁法改正案の今国会成立断念を発表した(18日)後のタイミングで、記事化したのだとしたら、どういう理由からなのだろう。