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(イラスト=小田嶋 隆)

 1月15日、小泉進次郎環境大臣が、育児休暇を取得する意向である旨を表明した。育休の取得は、現職の大臣としてはじめてのケースだ。もちろん男性の大臣としても前例がない。

 当然、賛否の声が寄せられている。

 「ナニサマのつもりなんだ?」

 「上級国民様ってわけか?」

 「少なくとも全体への奉仕者を自任する人間には取れない態度だな」

 てな調子で、ネット上では、小泉氏の「思い上がり」と「実績不足」を指摘する声が他を圧しているわけなのだが、私個人は、このたびの小泉大臣の育休取得を全面的に支持する所存だ。大臣就任以来、小泉氏にこれといった実績がないことには同意するが、だからこそ、今回の育休取得は彼の最初の「実績」になると思っている。