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(イラスト=小田嶋 隆)

 毎日新聞の朝刊に「仲畑流万能川柳」という、コピーライターの仲畑貴志氏が選句する川柳の連載がある。開始は1991年で、してみると、もう20年続いている長寿企画ということになる。

 個人的に、「万川(以下、この略称を使います)」は、毎日新聞の紙面の中で必ずチェックする欄だ。毎回必ず面白いわけではないのだが、それでも、ほっとさせるワンフレーズがあったり、意外な結句にうならされることが多い。その「万川」にヤバい句が載ったという話を聞いて、早速、毎日新聞のサイトをのぞきにいってみたところ、既に当日分の「万川」は消えていた。ん? なんだこれは。

 8月29日現在、サイトでは以下のような説明が置かれている。

 「27日の仲畑流万能川柳の記事は削除しました。毎日新聞社として、掲載に当たり『嫌韓』をあおる意図はありませんでしたが、『嫌韓をあおる』と受け止められた方がいらっしゃったという事実については、真摯に受け止めております。」