ここしばらく、ツイッター上で「安全ピン」をめぐる話題が沸騰している。

(イラスト=小田嶋 隆)
(イラスト=小田嶋 隆)

 発端は、満員電車での痴漢被害に関連して「女子高生時代、保健室の先生から、触ってくる男の手を刺すべく安全ピンの携行を勧められた」というエピソードが書き込まれたことだった。

 この書き込みについて、主に女性のツイッターユーザーから「自分も学生時代に同じアドバイスを受けた」「安全ピンを持ち歩いている」「爪楊枝でひっかいたことならある」といった体験談が寄せられた。

 また「多くの思春期の女子にとってのはじめての性的な体験が痴漢被害であることを思えば、安全ピンで刺す程度の反撃は正当防衛だ」「満員電車では、声を上げるより現実的だし、撃退効果も期待できる」「女性は常に安全ピンをポケットに忍ばせておくべきだ」という感じの、賛同や共感の書き込みも、短期間のうちに殺到した。

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この記事はシリーズ「小田嶋隆の「pie in the sky」~ 絵に描いた餅べーション」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。