完全無人運転車が登場するなど、自動運転技術の進歩が著しい。だが、降雪と雪道という難敵をまだ退治できてはいない。雪片がレーザーの目を惑わせる。技術開発に取り組む企業は、米北部や北欧など冬の気候が厳しい地域でのテストに取り組み始めた。

雪道での運転は、人でも難しい。自動運転車メーカーは、新たなアルゴリズムの開発などが強いられる(写真=Shutterstock/アフロ)

 雪や氷が道路を覆い始め、サンタクロースがソリに乗ってクリスマスのプレゼント配りに出発するのと同じころ、雪道をどう走るか、一生懸命に学ぼうとしている新しい乗り物があった。自動運転車だ。

 北半球では、初雪が降るなか、かつてないほどおびただしい数の自動運転車が走り回っている。雪が降りしきる中を走行するためのテクニックを、自動運転車メーカーが自分たちのクルマに教え込もうとしているのだ。雪道での運転は、多くの人間にとっても難しい。

 この1年、自動運転車は数々の重要な節目を迎えてきた。2017年11月には世界初の完全無人自動車が米アリゾナに姿を現した。そしてこの冬、もう一つの重要な試練が注目を集めている。