イバンカ・トランプ氏が立ち上げたファッションブランド「イバンカ・トランプ」がトランプタワーに出店する。米国内では、同ブランドに対する好悪が大きく分かれる。一方、アジアにおける人気は高まる一方だ。中国では偽物が大量に出回っている。

米大統領選の過程でイバンカ氏の露出度が高まったことが売り上げ増に貢献した(写真=AP/アフロ)

 米メリーランド州の民主党員であるローレンさんは、ドナルド・トランプ米大統領の長女、イバンカ氏が立ち上げた「イバンカ・トランプ」の製品を決して買わない。第1の理由はお約束の議論だ。「トランプ」の名称が付いた商品など絶対に御免。第2の理由は、イバンカ氏が大衆紙に登場していた頃に買ったきらびやかなサンダルが、1年もしないで壊れたこと。

 買い物客は今後こうした苦情を店員に直接伝えられるようになる。米ニューヨークのトランプタワーに最初の独立店舗がまもなく開業する

 中流層を狙った花柄の洋服などは普段、強い反応を呼び起こすことはない。だが、イバンカブランドを巡っては賛否両論が渦巻く。イバンカ氏は2017年1月に経営の一線から退いたが、今でも同ブランドの所有者だ。