2018年はグーグルにとって最悪の1年だった。ピチャイCEOが米下院公聴会で質問攻めにあったのは象徴にすぎない。社内ではより大きなうねりが起きた。相次ぐ社員の反乱だ。


米グーグルのスンダー・ピチャイCEO(最高経営責任者)は12月11日、米下院の公聴会で質問攻めにあった。「中国政府の検閲に協力するつもりなのか」「グーグルで『バカ』と検索すると、ドナルド・トランプ大統領の画像が表示されるのはなぜだ」「孫がスマートフォンのゲームで遊んでいたら、私を辱める内容の広告が表示された」。下院議員たちが、党派を問わずグーグルに怒り心頭であることが改めて浮き彫りになった。
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