トランプ政権の誕生で幕を開けた2017年はAIの活用が様々なシーンで進んだ年でもあった。AIや機械による雇用破壊が叫ばれるが、その一方で、AIが浸透することで生まれる仕事も存在する。VRによる記憶の再現や高齢者の話し相手──。果たして、どんな仕事が生まれるだろうか。


トランプ政権の誕生や北朝鮮の核・ミサイル開発の加速など様々なイベントが起きた2017年。テクノロジーの観点で振り返れば、AI(人工知能)の急速な浸透が挙げられる。
米アマゾン・ドット・コムの音声アシスタントAIは既に様々な機器に組み込まれている。クラウドサービスで機械学習機能を使うことも容易になった。SF小説の中の存在にすぎなかったAIは、驚くべき速さで仕事や日常に入り込んでいる。
その過程で、AIに取って代わられる仕事も増える。人間の仕事として何が残るのかと不安視する声も根強い。だが、技術革新は雇用を破壊するだけでなく新たに生み出す側面もある。
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