中国の習近平国家主席が東南アジアのブルネイを初めて訪問した。南シナ海の領有権問題で交渉を有利に進める意図が背景にありそうだ。ブルネイには既に大量の中国資本が流れ込む。日本は限られた資金を有効に活用しなければならない。

バンコク支局 飯山 辰之介
2008年、日経BP社入社。製造業や流通業などを担当。13年、日本経済新聞に出向。15年に日経ビジネス編集部に復帰し、17年9月からバンコク支局長。
APEC首脳会議に出席した習近平国家主席は、その足でブルネイとフィリピンを歴訪した(写真=代表撮影/ロイター/アフロ)

 中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が11月18日に初めてブルネイを訪問。同国で絶対的な権力を握るボルキア国王と翌日に会談した。その後、両国が発表した共同宣言には、中国による投資の促進や、同国が進める一帯一路構想にブルネイが協力することが盛り込まれている。

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