8月に天津市で許可量を大幅に上回る化学物質が保管されていた倉庫の爆発事故は死者が139人に上ったという。規模は様々だが、中国における化学関連工場の事故はこの10年、増加傾向にある。本記事は天津の事故には触れていないが、中国政府のGDP至上主義こそが根本原因だと指摘する。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り3172文字 / 全文文字

日経ビジネス電子版有料会員なら

人気コラム、特集…すべての記事が読み放題

ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題

バックナンバー11年分が読み放題

日経ビジネス2015年9月21日号 154~156ページより目次

この記事はシリーズ「世界鳥瞰」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。