半導体受託製造の世界2位が、半導体製造技術の微細化競争から脱落した。長年続いてきた「ムーアの法則」の終焉が現実味を帯びる。半導体の集積度が上がらなくなり、コンピューターの性能向上が止まる恐れも。


半導体受託製造(ファウンドリー)世界2位の米グローバルファウンドリーズが8月末、7ナノ(ナノは10億分の1)メートルの半導体製造プロセス技術の開発を「無期限延期」すると発表した。同社は同時に技術陣のリストラも発表しており、新しい製造技術の開発を実質的に取りやめる。
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