グーグルがマイクロソフトに新たな挑戦状をたたきつけた。パソコン用OS「クロームOS」を企業向けに機能強化し、有償サポートを開始。「ウィンドウズ」が支配する法人市場の切り崩しを狙う。

米グーグルは2017年8月、パソコン用OS(基本ソフト)「クロームOS」を企業向けに機能強化した「クロームエンタープライズ」を発売。米マイクロソフト(MS)の「ウィンドウズ」が牙城とする法人向けパソコン市場への攻勢を開始した。

グーグルが09年に発表したクロームOSは、ウェブブラウザー「クローム」だけを搭載するシンプルなOSで、安価なパソコンでも快適に動作する。
クロームOSを搭載するノートパソコン「クロームブック」は、米HPや米デル・テクノロジーズ、台湾の宏碁(エイサー)、同華碩電脳(エイスース)、韓国サムスン電子、中国レノボといった大手パソコンメーカーが販売する。価格は100~300ドルと安価だ。
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