中国は「今世紀半ばまでに、世界に影響力を及ぼす国になる」と宣言、製造業の高度化などに邁進している。強国へと突き進む中国を米国は警戒する。その一方で、中国の成長は鈍化し、成熟化の兆しも見え始めた。中国政府が強さを喧伝するのに対し、民間企業家は将来への不安を募らせる。


聞泰科技(ウイングテック)は中国スマートフォンODM(相手先ブランドによる設計・製造)大手で、上海証券取引所に上場している。同社の張学政会長は7月上旬、出身地である広東省梅州市平遠県を訪れた。故郷で自らが主催した講演会に出席するためだ。
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