8月3日、ギリシャのアテネ証券取引所が約5週間ぶりに再開したが、代表的な株価指数のアテネ総合指数は16.23%安で取引を終了した。特に最大手のナショナル銀行やピレウス銀行など銀行株が売り込まれ、アテネ総合指数は一時下落幅が23%と過去30年で最大を記録、ギリシャ経済が直面する厳しさを見せつける格好となった。

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日経ビジネス2015年8月10・17日号 88~89ページより目次

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