数百台の奇妙な乗り物が、米サンフランシスコに突然現れてすぐに消えた。その正体は、スタートアップが勝手に共有サービスを始めた「電動スクーター」。すぐに禁止されるかと思いきや、行政はサービス解禁に動いた。

シリコンバレー支局 中田 敦
1998年、日経BP社入社。日経コンピュータやITproの記者として、クラウドやビッグデータ、人工知能を担当。2015年4月からシリコンバレー支局長。
米スピンの「電動スクーター」

 子供がオモチャとして乗る「キックスクーター」にモーターを載せた「電動スクーター」。米サンフランシスコの市街地の路上に、この3月末に突然登場。その後、街のあちこちで見かけるようになった。だが6月上旬になると、この不思議な乗り物は煙のように姿を消した。