サウジアラビアやUAEなど湾岸諸国が、テロを支援しているとの理由でカタールと断交した。トランプ米大統領はこの亀裂を広げるような発言を繰り返し、外交担当者を慌てさせている。人権擁護のチャンピオンだった米国の変貌は、中東の専制政府による反政権派への弾圧拡大を招く。

5月に開かれた米アラブ・イスラム・サミットでは、カタールのアール・サーニ首長(左)、トランプ米大統領(中央)、サウジのサルマン国王(手前の右から2番目)が席を同じくしていた(写真=ロイター/アフロ)