中国で、クルマの入手が非常に困難になっている。ナンバープレートの交付に制限があるからだ。北京では抽選で当たる必要がある。当選率はわずか0.2%。そんな中で“穴場”も存在する。電気自動車のナンバーなら難なく入手できる。

 北京で暮らすエンジニアのリウ・レイさんは、クルマを買える日が訪れるのを7年超も待ち望んでいる。残念ながら今回も、ナンバープレートを手に入れるための抽選に外れてしまった。

北京の交通事情。厳しい渋滞と大気汚染に耐えなければならない(写真=ユニフォトプレス)

 この割当制度は、すさまじい(頭に血が上りそうな)交通渋滞と深刻な(窒息するかと思えるほどの)大気汚染を解消する手段として、北京当局が2011年に導入した。1年間に交付するナンバープレートの数を制限している。

クルマが買える日を夢見て
●北京の抽選における当選率
(全ての申込者数に占める割合)
上海のオークションにおける平均落札価格
出所:The Economist/中国政府統計

 クルマを買うためには、ナンバープレートを所有していると証明する必要がある。ナンバープレートを手に入れるためには、2カ月に1度開催される抽選に参加しなければならない。当選する確率は右肩下がり。2011年2月には6%だったが、今年2月には0.2%に低下した(グラフ)。これは過去最低の値だ。直近の抽選では6460枚のナンバープレートを巡って280万人が争った。