「ソフトウエアが世界を食べる」が過去のものになろうとしている。既存産業を破壊してきたソフト──それを開発する仕事自体が今、AIに食われ始めているのだ。AIが備えるソフト開発力は、既に人間に追いついた。

シリコンバレー支局 中田 敦
1998年、日経BP社入社。日経コンピュータやITproの記者として、クラウドやビッグデータ、人工知能を担当。2015年4月からシリコンバレー支局長。
<span class="fontBold">ディープマインドのAIが30種類の3次元ゲームを同時にプレーしているところ。各区画が異なるゲームを表示</span>
ディープマインドのAIが30種類の3次元ゲームを同時にプレーしているところ。各区画が異なるゲームを表示

 「ソフトウエアが世界を食べる」──デジタル破壊(ディスラプション)の動きを象徴する言葉だ。ブラウザーソフトで一世を風靡した米ネットスケープコミュニケーションズの共同創業者、マーク・アンドリーセン氏が2011年に述べたもので、ソフト開発に強みを持つプレーヤーがあらゆる分野で既存プレーヤーを打倒する様子を表現した。

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