アマゾンとグーグルという巨人同士の大バトルが耳目を集めた今年のCES。スタートアップに目を転じれば、昨年に続きフレンチテックの躍進が目立った。各国が起業家支援を競う中で、我らが日本はどうだっただろうか。

ニューヨーク支局 篠原 匡
1999年、日経BP社入社。金融・不動産や遊軍担当、日経ビジネスオンライン記者、日経ビジネスクロスメディア編集長を経て2015年1月からニューヨーク支局長。
<span class="fontBold">エウレカパークのフランスブース。「La FRENCH TECH」のロゴ自体がクール</span>
エウレカパークのフランスブース。「La FRENCH TECH」のロゴ自体がクール

 米ラスベガスで開催された「CES 2018」。主役の座をさらったのは、米アマゾン・ドット・コムと米グーグルによる音声アシスタント対決や次世代自動車だったが、スタートアップの世界に目を転じれば、昨年に続きフランス勢の躍進が目立った。事実、世界のスタートアップが集まるエウレカパークに足を運ぶと、“La FRENCH TECH”というロゴを掲げたブースが存在感を示していた。

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