ほとんどのコンピューターやスマホに使われているCPUに脆弱性が存在することが明らかになった。「メルトダウン」と「スペクター」と呼ばれるもので、悪用すれば他人のデータを読み取ることができるという。この脆弱性は、クラウドサービスがはらむ問題と、業界の寡占化がもたらすマイナス面を浮き彫りにする。

CPUの処理を高速化する仕組みの中に、脆弱性が潜んでいた(写真=ユニフォトプレス)

 コンピューターに見つかった脆弱性に「メルトダウン」という名前が付けられた。これが悪い知らせであることはすぐに分かる。

 年明け早々に、世界中で稼働しているコンピューターの大半が搭載するチップ(CPU=中央演算処理装置)に共通の脆弱性があることが明らかになった。まるでパニック映画に登場する悪夢のシナリオが始まったかのようだ。