英フィナンシャル・タイムズ(FT)の執筆陣が、2018年の世界各国の情勢について20の予想を行った。欧州、米国をはじめ中国、日本、インドなどの政治経済からサッカーW杯に至るまで、様々な展望が並ぶ。2017年の予想結果は19項目中15項目が的中した。18年はどうだろうか。

 本紙(英フィナンシャル・タイムズ)の予測チームが2017年に実施した予想の的中率はまずまずだった。だが、完璧とは言えない。我々は(いや、私は)米国の株式市場が最終的に失速すると見て予想を外した。面目を失い、この予測ゲームから外れることになった。今年、S&P500種株価指数を予想する役割を継いだのはジョン・アーサーズ氏だ。

 また我々は、ベネズエラは何とか債務不履行を回避すると予想したが、これも外れた(もっとも、同国政府と一部の国債保有者は債務不履行に陥っていないかのように振舞っている)。

 さらに我々は、ドナルド・トランプ米大統領を信用しすぎた。メキシコとの国境に巨大で美しい壁が、少なくとも一部は造られるものと予想した。しかし実際には、見栄えのしない小さな試作品ができただけだった。