様々なヒット現象を自ら巻き起こしてきた4人の企業家の予測。そこに本誌考案「ヒット6原則」を加え、「2017年売れる商品」を選んだ。歴史的検証と名企業家の勘が示す今年のヒットは、この6品だ。

JR東日本が5月から運行を始める「トランスイート四季島」は東日本を4日間かけて周遊する(写真=読売新聞/アフロ)

 スマホ市場は限界と見る高田明氏と、スマホ技術は2017年から収穫期とする藤田晋社長。

 開始早々、「白組」同士で意見が分かれるという波乱の展開になったかにも見えるが、2人の予測は食い違っているわけではない。高田氏が転換期を迎えると言っているのは狭義のスマホ関連市場。藤田社長は、スマホ技術の進化で周辺産業が活性化すると指摘しているわけで、そこに矛盾はない。

 さて、4人の経営者が予測した「2017年のヒット・新技術」を改めて整理してみると、おおむね次のようになる。

 ①高齢者がより幸せに生きるための商品(高田氏)②子供の感性を磨く商品(同)③訪日外国人向けの独創的なサービス(元谷芙美子社長)④シェアリングエコノミー関連(藤田社長)⑤動画関連市場(同)⑥新しい乗り物(中澤優子CEO)⑦4K関連(同)──。

 これらの予測をベースに、日経BP社「日経トレンディ」の2016年12月号特集「2017ヒット予測100」も参考にして、今年、消費者の心をつかむヒット商品候補をより具体的に予測していこう。