いつバトンを渡せばいいのか。経営者が必ず悩み、しかし答えが出ない命題だ。そこで、日本のトップ企業57社、過去30年の社長交代のデータから、長期的に企業価値を伸ばすために最適なトップ交代のタイミングを検証した。浮かび上がったのは、長期政権になるほど経営の継承が難しくなり、次の代、そしてその次の代までひずみをもたらしかねない構図だった。カリスマ経営者に依存することなく、巧みにバトンをつなぎながら、成長を続ける。そんな「経営リレー」を機能させるためにも、人材育成に本気で取り組むべきだ。

(広岡 延隆、河野 紀子、藤村 広平、熊野 信一郎)

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日経ビジネス2016年12月26日・2017年1月2日号 22~23ページより目次