これまで、当たり前の存在だと思っていた「家族」。その人数が1人、またひとりと減り続けている。高度成長期に比べ同居率が5割から1割へ、出生率が半減近い水準まで急低下し、残った家族も、「個」に閉じこもったまま孤立する。そんな「つながりのない人々」は、果たして家族なのだろうか。そもそも、「家族」とは何なのか。戦後、企業と国家の成長を支えた「日本の家族」は、時代の変化で解体され、そして再生へと向かい始めた。新しいつながりの萌芽は、未来社会への扉を開けようとしている。

=文中敬称略(編集委員 金田 信一郎、武田 安恵、村上 富美、浅松 和海)

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