謝罪において、トップを支える広報担当者の役割は非常に大きい。危機管理広報のプロ、そしてトップと対峙する事件記者に、今年の謝罪を振り返ってもらった。
- 広報担当の役員経験がある
コンサルタント - クレーマー対応も得意とする
危機管理コンサルタント - 大手メーカーのベテラン広報
- 週刊誌ベテラン記者
今年も多くの謝罪がありました。印象的な事件を挙げてください。
A(コンサル): やっぱり日本大学の危険タックルをはじめとするスポーツ不祥事でしょう。謝罪の「ゴール」を語る人が少なかったことが気になりました。
例えば日大なら、もう一度関西学院大学と試合をする。そこで両校のOB、OG、フットボールファンがスタジアムを埋め尽くして声援を送る。こんなゴールを設定したら組織改変に意識改革と、すぐにやらなきゃいけないことが思い浮かんだはず。
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この記事はシリーズ「特集 謝罪の流儀 2018」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
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