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世の中の理解を得るには、どうやって謝罪すればいいのだろうか。ポイントは驚きだ。予想もしない引退表明、ノーベル賞受賞者の謝罪、時間無制限の「さらし者会見」──。想定を上回る謝罪会見に、世論は納得感を得て、沈静化する。辞任カードも時には有効だ。

小室氏は引退カードを切った。自身の進退に言及した山中氏に国民は悲鳴。バスケ4選手は徹底謝罪が奏功した(写真=朝日新聞社)

 「今年最も“うまくやった”謝罪」。芸能界に詳しい危機管理コンサルタントがこう評するのは、週刊文春による不倫疑惑報道を受けた音楽プロデューサー、小室哲哉氏の謝罪会見だ。スクープを狙う「文春砲」の標的になったが、発売翌日の1月19日に小室氏はあっけなくも引退表明。「何も辞めなくても」と受け止めた世論は「才能を潰していいのか」と転じ、批判の矛先は週刊文春の報道姿勢に向かっていった。