75

「おお、ついに出てきたか!」
藤井聡太 Souta Fujii
将棋棋士

(写真=読売新聞/アフロ)

text by つるの剛士
タレント

 藤井くんのことは、私が将棋好きだとご存じのファンの方から、「最年少でプロ棋士(4段昇格)になった方がいてニュースになっています」と教えてもらって知りました。聞いた瞬間は「ついに出てきたか!」とワクワクした感情が芽生えてきました。

 記事を読んでまた驚きました。藤井くんは14歳の中学生で、それも加藤一二三さんの記録を大幅に更新しての昇格だったからです。

 私が将棋を本格的に始めたのは25歳ごろで、羽生善治さんが既に将棋の全タイトル7冠を保持した後でした。つまり今のスター棋士が本当に駆け出しのころから見たことがなかった。藤井くんを見てワクワクしてしまうのは、彼の成長の過程をずっと追いかけていけるということも大きいと思います。

 藤井くんには色々な経験を積んでもらって、棋士としても人としても成長することを期待しています。ぜひ名人位を取ってもらいたいし、必ず取ると信じています。

Profile
将棋界の記録を大幅更新 14歳で昇格した「若きプロ棋士」
2002年生まれ、愛知県出身。5歳から将棋を始め、2012年9月に奨励会入会。2016年9月にプロ棋士である4段昇格を史上最年少で決めた。
76

日本の「NASA」は、来年全米デビュー
畑岡奈紗 Nasa Hataoka
プロゴルファー

(写真=日刊スポーツ/アフロ)

text by 樋口久子
日本女子プロゴルフ協会相談役

 初めてお会いしたのは2015年の「樋口久子Pontaレディス」。良いスイングをしていて下半身も安定し、プロの中に入っても引けを取らないくらい、飛距離もよく出ていたというのが第一印象です。初日、2日目と首位をキープし、結果は7位タイでしたが、大いに大会を盛り上げてくれた一人です。

 そんな経験が自信につながったのでしょう、今年の日本女子オープンでは公式戦という難しいセッティングの中、見事に優勝しました。アマチュアがメジャー大会で勝ったのは、日本女子プロゴルフ協会の発足以来、初の快挙です。

 2017年のアメリカのツアーに出ることになりました。アメリカツアーは世界中から強い選手が集まり、生活や文化も違うし、芝生も日本とは違う。色々なことが初めての経験になると思います。畑岡さんならうまくやっていけるでしょう。

 名前の由来「NASA(米航空宇宙局)」のように、大きなスケールで活躍する姿を楽しみにしています。

Profile
史上最年少でプロ転向 「女子ゴルフ10年に1度の人材」
1999年生まれ。11歳でゴルフを始め、国内外のジュニア選手権で優勝を重ねる。2016年、日本女子オープンで優勝しアマ初のメジャー制覇。史上最年少でプロ転向。