楽観論から悲観論まで様々な予測が飛び交った「2018年大予測」。多くの予想家に共通するのは「従来の延長上にはない変化が18年から始まる」という点だ。技術革新に伴う大変革を混乱と捉えるかチャンスと見るかで、企業と個人の未来は変わる。

冷戦終了後、核の不拡散が進展したかに思われたが、2018年を迎える今、再び人類は核戦争のリスクに直面している。戦争にならずとも、核兵器が独裁者やテロリストの手に渡れば、地球と人類は存亡の機に立たされること必至だ。
このままでは18年は絶望の始まりの年になりかねない。どうすべきか。地球が崩壊するなら、宇宙に逃げるしかない。

「宇宙空間に国を造る」──。現実に、そんな構想を真剣にぶち上げている専門家がいる。ロシアの科学者、実業家で軍需企業アルマズ・アンテイの元CEO(最高経営責任者)、イーゴリ・アシュルベイリ博士だ。
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