
約50年家具販売に没頭してきた。仕事に没頭したくて、黒のシャツに真っ赤なネクタイしかしなくなった。良い木材があると聞けば、アフリカの辺境の地まで訪れて部族と交渉し買い付けた。そんな破天荒な家具屋の社長は誰よりも故郷を愛する。

関 文彦(75歳)
(写真=菅 敏一)
日経ビジネスには、4320万円のテーブルを売った時に取材してもらいましたが、今、8000万円と1億円のテーブルを2018年以降に販売できるよう仕込んでいます。
紀元前422年頃まで遡る、長く地中に眠っていた木材を引き上げました。幅が2m、長さも7mを超えます。同じものはもうないと思います。既に問い合わせを頂いております。
これだけの素材を商品として仕上げられる職人はそういません。木は手挽きでカットしますし、デザインも考えなければならないからです。家具の街、福岡県大川市だからこそ商品として仕上げられたと思っています。
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