全社の反対を押し切って開発した「消臭ポット」が大ヒットし、トップダウン型の経営で有名なエステーの鈴木喬氏。ユニークな商品を生み出す破天荒社長は未来に警鐘を鳴らす。

ミスター消臭力
エステー会長
鈴木 喬(82歳)
(写真=的野 弘路)

 このごろは銀座や原宿に行くと、景気がいいなと感じます。インバウンドの人はたくさんいて、ホテルの予約も取りにくくなりました。特に注目しているのは東海道新幹線のグリーン車の混み具合です。お金に余裕がある日本人が増え、混み始めてきましたね。高級フレンチレストランは満員で予約が取りにくくなっています。

 ただ、景気がいいのはこの辺までと思いますよ。好景気の最後は株式が急ピッチで上がります。だから2018年の株価はぐーんと上がり、3万円を目指す。そして、それが最後の晩餐のようになると思います。