消費者ニーズを捉え、価格も適正で、新技術も搭載している。なのに、期待したほどのヒットに結びつかない。そんな「残念な商品」は世の中に少なくない。企業の商品・サービスから官公庁のプロジェクトまで、商品や企画そのものに大きな問題がないにもかかわらず、売り上げが伸びなかったり、普及しなかったりするのはずばり、宣伝やデザイン、追加機能といった“本質以外の部分”に問題があるからだ。物はいいのになぜか売れない──。そんな事態に陥らないための「やってはいけないこと」を取材した。
(山田 宏逸、武田 健太郎、広田 望)
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PROLOGUE
観光地、アスリート、政策……
本誌発見の新常識 「和製○○」は大成しない?
PART 1
やってはいけない「宣伝」
「こだわりの」は危険 商品を沈めるキャッチコピー