今年ほど、「創業家とは何なのか」を考えさせられる年もあるまい。出光、ベネッセ、大戸屋では経営を揺さぶった。他方、その存在がなければ、トヨタとスズキの提携は実現しなかった。創業家という「怪物」は、会社を強くもすれば、存亡の淵にも追い込むこともある。古くから続くこの問題に答えを出したキッコーマン。模索が始まったサントリー。それぞれの創業家が考える「作法」は、事業継承に悩む中堅企業にも参考になるはずだ。

=文中敬称略(大竹 剛、松浦 龍夫、林 英樹、飯山 辰之介、鈴木 哲也、井上 久男=ジャーナリスト)

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日経ビジネス2016年11月14日号 26~27ページより目次