高い品質を保ちつつ、コストと期限をきっちり守って納入する─。日本企業が大事にしてきた「約束事」が次々に破られている。神戸製鋼所や日産自動車の不正は、ほんの氷山の一角にすぎない。深刻なのは、数千億円を投じた巨大プロジェクトの失敗が相次いでいることだ。“羽ばたけない”航空機と完成しないプラント、動かないシステムはなぜ生まれたのか。小さな綻びは、やがて企業を揺るがす致命傷へと拡大する。現在進行形でトラブルと格闘する企業から、失敗の法則を探る。

(寺井 伸太郎、小笠原 啓、松浦 龍夫)

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日経ビジネス2017年11月13日号 26~27ページより目次