ロングセラーが生まれない──。多くの経営者がそう口にするようになって久しい。商品を短期間に入れ替えるコンビニの浸透や、情報を即座に伝達するネットの普及…。消費者に愛され続けるブランドを育てることが、ますます難しくなっている。だが、諦めてはいけない。企業の成長は、強い商品をイノベーションで生み出してこそ。長く売れ続ける商品の開発を目指し、本誌は「100年ヒット育成委員会」を組織。希代の経営者たちが、世界に通用するロングセラーを生み出すための鉄則を提言する。

(大竹 剛、日野 なおみ、河野 祥平、中 尚子)

100年ヒット育成委員会
「ロングセラーこそ、今の日本に必要なのではないか」──。そんな日経ビジネスの問いかけに賛同した、日本を代表する経営者で組織。商品開発やマーケティングの経験に基づき、「100年続くヒット商品」を目指してロングセラー育成のカギを提言する。
(50音順)
委員長
戦略ストーリーの権威

一橋大学大学院
楠木建教授

委員
即席めんの変革者

日清食品ホールディングス
安藤宏基社長

現場を愛すポテトの達人

カルビー
伊藤秀二社長

感性の魔術師

コーセー
小林一俊社長

飲料の熱血マーケッター

キリンビバレッジ
佐藤章社長

技術革新の信奉者

花王
澤田道隆社長

「キット勝つ」イノベーター

ネスレ日本
高岡浩三社長

紙オムツの伝道師

ユニ・チャーム
高原豪久社長

家電業界の風雲児

バルミューダ
寺尾玄社長

野菜の勝負師

カゴメ
寺田直行社長

「やってみなはれ」の体現者

サントリービール
水谷徹社長

相談役
世界に挑む菓子界の侍

江崎グリコ
江崎勝久社長

既成概念の突破者

カシオ計算機
樫尾和雄会長

ヒット生む独裁者

エステー
鈴木喬会長

(写真=陶山 勉、的野 弘路、竹井 俊晴、菅野 勝男)

CONTENTS

日経ビジネス2015年11月2日号 26~27ページより目次