トヨタ対グーグル。自動運転の実用化が迫り、異業種間の対決が注目を集める。その裏で、自動運転時代の新たな主役として急浮上した自動車部品メーカーがある。ドイツのコンチネンタルだ。自動車関連事業の売上高で、10年前には2倍以上だったデンソーを抜き去った。創業140年以上の老舗タイヤメーカーは、どのようにしてハイテク企業に変身したのか。日本では知られていない同社の経営の実態に迫った。

(島津 翔、広岡 延隆)

コンチネンタルとは
ドイツ北部の都市、ハノーバーに本社を置く大手自動車部品メーカー。創業は1871年で、馬車や自転車向けのタイヤの製造がルーツ。2014年の売上高は345億ユーロ(約4兆6900億円)で、自動車関連部門の規模では独ボッシュに次ぐ世界2位。自動運転車に必要なセンサーや制御ソフトウエアなどの事業を急速に伸ばしている。

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日経ビジネス2015年10月26日号 28~29ページより目次