日本での本格就航から5年。LCC(格安航空会社)はすっかり市民権を得た。だが、価格では驚きを演出しづらくなり、評価のポイントは安さ以外にも移っている。

LCC(格安航空会社)の評価は国内3社で明暗が分かれた。2014年の調査で44.3点と首位だったピーチ・アビエーションは3.5点で3位に転落。ジェットスター・ジャパンは23.8点と6.1ポイント下げた。一方で前回マイナス11.6点だったバニラ・エアが34.8点と急伸し逆転首位となった。
LCCの一番の武器は低価格。だがコストパフォーマンスの項目でピーチとジェットスターが評価を落とした。LCCには当初から「安かろう悪かろう」のイメージが付きまとっていたが、「安さ」に対する評価が下がり、顧客満足度のハードルはさらに高くなっている。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り2371文字 / 全文文字
-
「おすすめ」月額プランは初月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員なら
人気コラム、特集…すべての記事が読み放題
ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題
バックナンバー11年分が読み放題
この記事はシリーズ「特集 後悔しない 航空&ホテル」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?