PART2まで見てきた100人の「トヨタ論」。だが、誰もが明確に口にできないことがある。結局、トヨタはどこに向かおうとしているのか。創業家が記した「綱領」にヒントはあった。

 「豊田章男社長率いるトヨタ自動車は、系列をしっかり育てて団体戦をする家族主義。片や(会長のカルロス・)ゴーンさん率いる日産自動車は、系列を解体して、その都度、ベストなものを選択していく市場主義。ウチはトヨタさんの系列ではないけれど、トヨタさんとの方が仕事はしやすいですね」

 ある部品メーカーの幹部は、トヨタと日産の部品調達姿勢の違いを明かす。

 寄らば大樹の陰。トヨタは頼りになる存在だが、もちろん甘くはない。別の部品メーカーの幹部は打ち明ける。

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