1979年にテレビ放送が開始され、全国に一大ブームを巻き起こした「機動戦士ガンダム」。その市場はいまだに膨張を続け、2015年、ついに政府を動かし、特区計画まで持ち上がった。アニメは今年10月、最新作がスタート。この夏の冠イベントにも大勢の人が押し寄せた。自動車から食品まで様々な関連商品は依然人気で、版権収入は今も右肩上がりだ。そんな最強コンテンツは過去、私たちの想像以上に日本経済や日本人に影響を与えてきた。そして、そのビジネスモデルや作品内容には、日本再生のヒントがちりばめられている。創刊以来初めて、日経ビジネスがガンダムを斬る。

(山中 浩之、池松 由香、松浦 龍夫、杉原 淳一)

●記事内に登場する主な人物
●ガンダム用語集
名称 説明
モビルスーツ 「ガンダムシリーズ」に登場する兵器の一つで、人型をとっている。アムロが搭乗するガンダムやガンキャノン、ガンタンク、ジム、シャア専用ザク、グフ、ドムなど
ホワイトベース 「機動戦士ガンダム」に登場する地球連邦軍の宇宙戦艦。アムロなどが搭乗する
地球連邦軍 「地球連邦」が持つ軍事組織。アムロが所属する
ジオン公国軍 地球連邦と対立する「ジオン公国」の軍事組織。シャアが所属する
ニュータイプ 新しい人類と呼ばれる特殊な能力を持つ人物を指すが、詳細は不明。アムロもその一人
一年戦争 ジオン公国が地球連邦からの独立を目指した宇宙戦争

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日経ビジネス2015年10月12日号 28~29ページより目次