リストラが一段落し、家電事業の復活に向けてようやく動き出した国内大手。パナソニックは美容分野でヒットを生み、ベンチャー流で未来の「カデン」作りが始まった。外資の傘下に入った東芝とシャープも、新たな商品開発の仕組みを整えつつある。

国内大手から生まれたヒット商品であるパナソニックの「ボディトリマー」。刺激的な店頭広告も話題を集めている(写真=山下 裕之)

 老若男女から「住みたい街」として人気が高い東京・二子玉川に、最新家電のショーケースがある。カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営する家電店「二子玉川 蔦屋家電」。デザイン性の高い空気清浄器を手掛けるカドー(東京都港区)や、家庭用ロボットを開発するCerevo(セレボ、東京都文京区)など、ベンチャーを中心にとがった機能が売りの最新家電がズラリと並ぶ。来店客は1日2万人を超える。

 その蔦屋家電で家電製品を目利きする木崎大佑氏が、「ウォークマン以来の衝撃を受けた」と言い切る商品がある。パナソニックが今年5月に発売した「ボディトリマー」だ。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り7298文字 / 全文文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

オリジナル動画が見放題、ウェビナー参加し放題

日経ビジネス最新号、9年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「特集 新成長産業 KADEN」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。