産業界で蔓延する人手不足への懸念。今、本誌が「いずれその心配はなくなるかもしれない」と主張しても、誰も信用しないはずだ。大胆な主張をする根拠は「女性や高齢者、外国人の活用が進むから」ではない。人材不足を心配する必要がないほどの勢いで、内需市場が縮む恐れが強まってきたからだ。人手不足ならぬ「市場不足」がいち早く顕在化しているのが夜間市場。日本を代表する歓楽街も、バブルの頃は華やかなりしナイトスポットも、24時間眠らぬはずの“郊外やんちゃタウン”も軒並み閑古鳥が鳴き、その縮小は「昼の産業」にまで影響を与えつつある。世界の歴史を振り返っても、「夜の経済」の消滅は国の衰退の始まり。企業と個人がすべきことを考える。

(宇賀神 宰司、西 雄大、長江 優子)

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