作家・有吉佐和子の出世作『恍惚の人』が出版され、約200万部のベストセラーになってはや43年。認知症の高齢者と家族の姿をリアルにつづった作家ですら想像もしなかった現実に、今、日本は直面している。誰にもみとられない孤独死、認知症が引き起こすトラブル、判断力の低下による犯罪…。お金があろうとなかろうと、ある日突然「ミゼラブル(哀れ)」な現実はやってくる。「自分には無関係」と思っているあなた。幸せな老後を送ることができると、本当に言い切れますか。

(鵜飼 秀徳、河野 紀子、林 英樹、武田 安恵)

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日経ビジネス2015年9月14日号 26~27ページより目次