2013年から昨年にかけて、資源価格下落の影響でアフリカ諸国の急成長への期待はしぼみ、エボラ出血熱の流行などネガティブな情報が重なった。しかし足元では、台頭する中間所得層の消費を狙い、進出する企業や産業、投資対象国の多様化が見られるようになった。アフリカ経済は資源依存脱却という新局面を迎えている。

(熊野 信一郎、ロンドン支局 蛯谷 敏)

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日経ビジネス2015年8月31日号 57、59ページより目次